CAE/CAD/CAM CONSULTANT 有泉技術士事務所

有泉さんの言う「次世代の生産システム」とは?(2011年3月4日の続き)


2011年3月4日掲載 将来を睨んだ品番体系を確立したい

■質問■

<前略>

詳しくは、実際のご支援を賜る際にお教え頂こうと思いますが、経営層への説明などに必要となると思われますので、先生が提唱されておられます「次世代の生産システム」について、その概要だけでも構いませんのでお教え頂けますでしょうか。

<後略>

■回答■

私が提唱している「次世代の生産システム」を端的に申しますと、「物づくりそのものの、根底からの改革・改善に切り込むことなく、目先の改革・改善と、単にルーチィンワークをトレースしてIT化した、従来EDPシステムに縛られた生産システムから、物づくりに関わるあらゆる“無駄(非効率・ミス・ロスなど)”の徹底排除を狙った、真のIT主導型生産システムへの移行」です。

もう少し具体的に申しますと、生産投入量予測から始まり、発注処理、納期管理、受入、受入検査、部品倉庫倉入、部品ピッキング、加工・組立指示、加工・組立実績計測、中間・製品在庫倉入れ指示、出荷指示、さらには製品部品の履歴管理までのあらゆる処理を、IT指示管理型として、生産管理・受発注・工務・製造業務の効率化とミス防止を徹底する仕組みを、その骨格といたします。

併せて各種段取(加工・製缶・組立等)指示、各種加工(加工・製缶・組立・検査等)要領書類を、大型ディスプレーやフェイスマントディスプレーなどを用いたフルIT化することにより、派遣や期間工などの正社員外現業者でも、質の高い生産を可能とする仕組みです。これにより熟練工だけに頼らずとも済むようになり、生産量増減に対して、人員的な対応が柔軟に取れる態勢となります。

その考え方を纏めたスライドを添付致しますので、TOPへのご説明にご利用下さい。





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