<前略>
弊社は、大手製造業の工場設備機械の製造販売を、主に行っております。
その受注形態は、主に個別受注形の形で行われ、下敷きになる従来製品をベースに顧客の要望に従った変更を加えて、製品化する流れが一般的です。
当然の事として、受注初期段階(商談段階)では、顧客要望に対する変更内容の検討と、開発仕様の確定、それに従った価格及び納期の精査が行われて、見積提出、受注の流れになります。
この初期段階での仕様が、開発途上で変更無く済むのであれば、全く問題はないのですが(当方の検討・見積もりミスがない限り)、個別受注製品の宿命として、仕様変更要求が頻繁に発生致します。
そしてこの開発途上における仕様変更が原因で、設計ミスの発生、見積もりコスト未達などが生じて、最悪は納期遅れを生じさせて、超最悪はペナルティー支払いさえ生じることがあります。
我々としては、この悪循環を断ち切るべく、設計ミス、コスト未達の原因を洗い出してその対策を図ろうとしているのですが、なかなかうまく行きません。
この問題を解消する何か画期的な手法はありませんでしょうか。
尚、設計ミス、コスト未達の原因の主たる物は、顧客→弊社営業→弊社設計への不正確な情報伝達です。納期遅れの主たる原因は、設計ミスコスト未達への対応と、変更時点に行う部品手配変更の不手際です。
<後略>
私がこれまで関わってきた製造業には、貴社同様の環境に置かれた製造業が複数社あります。そして貴社で生じていると同様な問題を、いずれも抱えておりました。
この問題に対して私共がご指導申し上げた解消策は、客先におけるモバイル設計です。
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