CAE/CAD/CAM CONSULTANT 有泉技術士事務所

設計製造ソルーション展見て歩記2015



昨日(2015年6月25日)、例年恒例の設計製造ソルーション展に、足を運んだのでその概要を報告する。

今年の人出は、製造業の景気回復を受けてかここ数年にない人出であった(例年同じ2日目の昼頃行くので条件は変わらないと思う)。

しかしそれに反してCAD関係の出展は寂しい物で、大手どころのブースも大分狭くなっていた。新規導入が減り稼げなくなっており、展示会などに経費を掛けているどころではない現れだろう。

出展内容も、余り代わり映えのしない内容で、本報告で改めて取り上げる物を見いだすことが出来なかった。

一方3Dプリンターやラピッドプロトタイピングコーナーは、昨年来の盛況で、20年以上前に、これらの技術の走りを紹介してきた私としては、感無量の思いであった。

また以前から紹介している、ヘッドマウントディスプレーを用いた設計検証システムなども、実用化の域に入ったと言って良い状況になっている。

特段めぼしい出展物を見いだすことが出来なかったために、報告内容が少なくて申し訳ないが、最後にCAEコーナーは、それぞれ専門特化した中で、地道に製造業を支えている、中堅どこは、がんばって展示をしているのだけれど、大手が出展していないのが気がかりであった。