<前略>
先生の「設計思考展開入門」を参考に、弊社でもフィジビリティースタディ手法を採用した商品開発を実現しようと取り組んでおります。しかし残念な事に、思惑通りスタディーが進まず、関係者から「本当にこの手法は有効なのか?」などの疑問の声があがっております。
特に「この手法を適用してヒット商品を生み出している事例を知りたい」と言う声が根強くあり、お問い合わせをさせて頂いた次第です。
お立場上、具体的な会社名や商品名を公にすることは、難しいと思いますが、弊社にご来社頂き、ご講演を頂く際に、口頭ベースでお聞かせ頂くことは出来ませんでしょうか。
またその際の費用をお知らせ頂けますと幸いです。
<後略>
拙著をお読み頂き、また私の提唱に賛同頂き、ありがとうございます。
しかしお問い合わせの具体的社名や商品名は、道義的にも、技術士法的にもお知らせすることは叶いません。
しかし、具体名を出さない中で、総論的な適用効果を、具体的な実績数値データを用いてご説明することは、可能です。用いるデータは、当然私どもがお手伝いした先から、他社に紹介して良い旨、許可を頂いている物に限りますが。
しかし貴社の場合は、許可を頂いてからでないと、事業部門は申せませんが、私どもがお手伝いを申し上げている事業部があります。当然「設計思考展開手法」や「フィジビリティースタディ手法」なども採用頂き、効果を挙げて頂いております。
本返信と並行して、貴事業部の窓口の方に、そのあらましを紹介しても良いかの許可を取ります。ご許可を頂ければ、講演当日該当事業部での取組の詳細をご紹介できるかもしれません(該当事業部から許可された範囲で)。
なお皆様の取組がはかばかしくない理由は、私のこれまでの経験上、フィジビリティースタディに参加している方々の思惑が、恐らく一致していないのではないかと思います。また、効率よくスタディを進めるための司会者が、巧くその役割を果たせていないのではありませんか。
この辺りは、私どもが直接このスタディに参加して、当初は司会を引き受けるところから仕切直しを行うと、事態は好転できると思います。
尚お邪魔させて頂く際の費用ですが、正規料金では、2時間以内で40万円、3.5時間以内で60万、7時間で以内で100万円プラス旅費(交通費・宿泊費・日当)及び消費税になります。
しかし弊社の営業的な意味合いも含みますので、今回に限り3〜4時間の講演で20万円+旅費11万円+消費税、合計334,800円で対応させて頂きます。