解析は専門家でないと難しいのだろうか?

質問 解析ソフトのユーザー会などに出ると、突っ込んだ質問などが飛び交い付いていけない感があります。やはり、ある程度解析は専任しないと厳しいかなとも、思うのですが、現在は、設計の立場で解析も行う様にしています。やはり限界があるのでしょうか?
回答

**さん ご無沙汰しております。

構造解析関係のユーザには、キャリア20年以上なんて猛者がごろごろ居ますので、余りその落差に気落ちする必要はないと思いますよ!彼らは、それがメシの種ですから、一版の人より突っ込んで知っていて当然です。**さんは設計が飯の種でしょう。彼らと張り合う必要はまったく無いと思います。

しかし、日常解析技術を使って行く上で、時には突っ込んだ知識が必要とされる時が有ります。特に新しいチャレンジを行なう時など。この時、的確なアドバイスや手助けをしてくれる専門知識を持った人が居れば良い訳です。
昔から、FEMなどの解析技術にチャレンジしている会社には、この様な役割の専門家が居る場合が有ります。(社内サポート部署として)無い場合は、私達をそのような役割で活用されている会社も有ります。ソフトベンダーを上手く使っている会社も有ると思います。
**さんの、会社でも何らかの方法でこの様な体制を作る事をお勧め致します。社内に専門家を置くばあいでも今**さんが行なっている、設計者としての解析は、彼らには任せられないはずです。・・・・このあたりは日経メカニカル8月号〜10月号の私の書いた記事をお読み下さい。

>現在は、設計の立場で解析も行う様にしています。
>やはり限界があるのでしょうか?

限界なんか有りません。私も昔は、設計者で解析はあくまでも道具として使っておりました。
さあ、がんばりましょう。