フロントローディング設計掲示板


本コーナーは、フロントローディング設計確立を通じて、商品開発業務改革・設計業務改革に日々真剣に取り組んでいる皆さんの情報交換を目的とした掲示板です。
より有意義な情報交換及び活発な議論が展開されることを望みます。

*注)このページは有泉技術士事務所”設計改革・3次元CAD・CAE掲示板”の一部ログです。ご興味ある方は下の”掲示板へ”をクリックして下さい。
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[30] 件名: 設計思考展開はスーパーエンジニアの暗黙知を引き出すだけの目的ではありません 投稿者: 有泉 2006年9月28日 (木) 01:09:32


せいせいさんが仰るように、設計思考展開はスーパーエンジニアの暗黙知を引き出す目的もあります。
しかしその目的は、設計思考展開が果たす役割の内のほんの数(1〜2)割程度の目的しか私は意図しておりません。

設計思考展開の主たる目的は以下だと理解して、提唱しております。
・論理的な思考が出来ない設計者の思考を論理的に行わせる道具
・一人ではなかなか考えが回らない難題を3人寄れば文殊の知恵で思考させる道具
・ともすれば声の大きな世渡り上手が仕切がちなブレーンストーミングを、本当に意義のある知恵出し場面とする道具
・検図者や設計審査者が、設計結果を報告して来る設計者の頭の中を切り裂いて見る道具
・設計より後工程に設計者の意図を的確に伝える道具
・設計の意図を確実に後に伝える道具
・他


一方ご質問の
>エンジニアリングのプロセスを残す様に言っても、
>自分の「技術=商売道具」をあからさまに提供してくれるスーパーエンジニアは少ないですね
ですが

スパーエンジニアに、闇雲にその固有技術を提供してくれとお願いしても、恐らく誰も提供してくれないでしょう。
これまで私が関わった両手両足を超える製造業において、積極的に自分の持つ固有技術を提供しようとしてくれたのは、それなりのポジション(ただの平取や執行役員ではまず無理)に付かれた方々か、良い思いを持ちながら定年退職された方々だけです。

さらに丸投げ的に、エンジニアリングのプロセス=固有技術を提供してくれとお願いしても、頼まれた本人が自分一人でその固有技術を整理体系化しながら纏め上げるなど殆ど無理と言っても過言ではないでしょう。なぜなら、自分の持っている暗黙知を自分自身で整理体系化できていない方々が殆どだからです。

一方、自分の持つ商売道具を隠そうなどと言う卑しい気持ちを持っている方々は、当然たいして価値のないない、暗黙知もどきを一生懸命隠したがるでしょう。
当然です。


「設計思考展開」入門をよくお読み頂きたいのですが、この様な方々からその暗黙知を巧く引き出す方法を、各所に記しているはずで。
彼らから、気分良く、満足感を持ってもらいながら、彼らがもてる暗黙知を巧く引き出すお膳立てが、当然必須の取り組みとして必要になります。


[29] 件名: スーパーエンジニアの暗黙知 投稿者: せいせい 2006年9月28日 (木) 00:07:06

またまた中国出張に行き、昨日帰国しました。
最近は中国だ、ベトナムだ等調達先を開拓するよう指示する指導者が多く、少し困惑気味です。
実際自分たちのしていることが日本製造業の衰退を引き起こしているのでは、との懸念が全く拭い去れません。
いまはフロントローディングと共に、中国を代表する海外サプライヤと日本サプライヤとの協業をどうすべきか、真剣に悩んでいる今日この頃です。
さて話は本題に戻しますが、有泉さんの「設計思考展開」入門、出張中に読ませて頂きました。
書いてあることはごもっともで、スーパーエンジニアの思考/暗黙知を見える化、つまり形式化しましょう。
そのためのツールがDPDですよ、そしてDPDはどの段階にも適用できますよ、本当にその通りです。
私もこの思考を取り入れて、フロントローディング設計の取り組みを成功させたいです。
しかしツールとしての意義は理解できますが、スーパーエンジニアの頭の中を展開するのは難しい。
エンジニアリングのプロセスを残す様に言っても、自分の「技術=商売道具」をあからさまに提供してくれるスーパーエンジニアは少ないですね。


[28] 件名: 発言会員の皆さんぜひ積極発言を、無言の閲覧者の皆さん発言しませんか? 投稿者: 有泉 2006年9月22日 (金) 00:54:20

昨日午後から時間が取れたので、CoCreate Forum 2006に顔出ししてきました。
500人は楽に入れる会場で、なかなかの盛況でした。
ノンヒストリーのポリシーを貫き?、生き残ってきた現状は、評価に値すると思います。

しかし、道具の機能が云々は、私に言わせれば10年前の話です。
今は、
その道具が、それを導入した製造業に、如何にメリットをもたらすかがポイントであり、ここが各サプライヤーが勝ち抜けるか否かの分岐点だと考えます。


話は変りますが、会場で旧知の方と出くわして軽く一杯後帰宅したところ、いつもより本掲示板のアクセス数が増えております。
またまたアクセス数新記録です。
懇親会場で数人にこの掲示板の紹介をした成果でしょうが、それにしてはアクセス数が増えすぎです。

皆さんもお気づきでしょうが、この掲示板はアクセス数と発言数のギャップが大きすぎます。
掲示板を開いた当人が言うことではないのでしょうが、正直私もイライラしており、この極端なギャップには戸惑っております。

ただ閲覧されている皆さんの立場に自分を置いて冷静に考えてみると、その気持ちは分からないでもないと言う考え方も出来ます。
恐らく「情報は欲しいが、でも発言は・・・・」と言うところでしょう。
しかし、
発言者の中には、ヤマさんやせいせいさんの様に積極発言されていられる方もおります。

そこで、発言会員に登録されている皆さん、
その発言内容にこだわるのはほどほどにして、気楽な情報交換の場として、ぜひ積極発言をしてください。
また、サイレントマジョリティーの皆さん、閲覧会員としてその思いを発言しませんか?
効果的な情報収集のポイントは、なんと言っても”ギブ&テイク”ですよ。


[27] 件名: 拙著をお買いあげ頂きありがとうございます 投稿者: 有泉 2006年9月21日 (木) 01:03:59

せいせいさん拙著をお買いあげ頂きありがとうございます。
貴社におけるフロントローディング設計に「設計思考展開」をぜひ有効活用ください。

決して安くないコンサル料金を頂いて、様々な取り組みのご支援をさせて頂いている皆様に、苦情を言われない程度には、フォローをさせて頂きます。


[26] 件名:  投稿者: せいせい 2006年9月20日 (水) 22:11:36

「設計思考展開入門」本日購入しました。
フロントローディング設計への取り組みに向け、参考にさせていただこうと思います。
不明点等あれば掲示板を活用しますので、皆様ご教授宜しくお願いします。


[25] 件名:  投稿者: せいせい 2006年9月18日 (月) 01:05:56

ヤマさん、有泉さん、ご意見どうもありがとうございます。
またせっかくご意見いただけたのに、返事が遅くなって申し訳ありません。
先週は1週間中国出張で、本日帰国しました。
中国へはサプライヤーの開拓に行っているのですが、何時行っても技術進歩の速さと前進するパワーには圧倒されます。(といっても全てのサプライヤーがそうなのではなく、ホンの10%程度のサプライヤーですが、中国には無数の企業があり、探せば探すほどその様な素晴らしいサプライヤーに出会うことが多くなっています)
さてお二人がおっしゃる様に、プラットフォームという言葉の定義は業界毎にバラバラだと思います。
ただクルマ業界がヤマさんの仰るとおり車体=プラットフォームとの定義なので、そのイメージが強くプラットフォーム=不変のものと上司は解釈しているのでしょう。
プラットフォーム=不変でない業界事例等あれば、また教えて下さい。
それと「設計思想展開」ですが、非常に興味があり一度触れる機会を持ちたいと思います。
それで自分が納得できれば、是非社内の改善手法として取り入れていきたいと考えています。(そのためには上司を説得出来る材料が必要ですが。。。)
まず書籍学習から始めたいと思います。
分からない点、疑問点等はどんどん質問しますので、色々ご教授願います。


[24] 件名: 私もヤマさんの見解に賛成です 投稿者: 有泉 2006年9月12日 (火) 00:09:01

せいせいさんのやりたいことは、最大公約数的なMUST部分を”種機”として用意しておき、顧客ごとに異なるWANT部分をその都度対応する形での開発形態を作ろうとしているのでしょう。
だったら、貴社で使う「”プラットフォーム”とは、機械として成立しうる最大公約数のMUST部分を集約した”種機”」と定義したらよいのではないですか?

そしてこの最大公約数のMUST部分の洗い出しや機械としての成立性の検証は、私の提唱している”設計思考展開”をぜひ活用ください。
私も、”種機””ベースモデル””年度モデル”などその呼び名は様々ですが、同じような思想に基づくベースのモデル確立の仕事を、既に10年以上各所で手がけております。
”設計思考展開”は、その際の、強力な武器として活用できました。


追伸
>この掲示板の存在価値って、とても高いと感じていますが、

せいせいさん本掲示版をご評価頂きありがとうございます。
もう少し気楽に皆さん発言して頂けたらよいのですが、二人ほど雑談で感想を聞きましたら、「いざ発言となると構えてしまってなかなか文章がまとまらない」と言うことで・・・。


[23] 件名: 自動車業界における「プラットフォーム」の語彙は統一されていると思いますが、他ではバラバラでは 投稿者: ヤマ 2006年9月11日 (月) 22:48:20

自動車は車台のことをプラットフォームと言います。
トヨタのビッツやホンダのフィットはそれぞれの車台をベースにしてボディーを載せ替えただけの派生車種を沢山開発しています。
一般に自動車の開発においては、この車台部分の開発が最も手間取る事が一般的で、ここを共通化することで、短期間に様々な車種を開発できるようになります。
また車台が共通化されると、混流生産もやりやすくなり、ミニマムな製品在庫となるような生産計画も可能になります。
しかし、そのほかの業種(コンピュータ関係を除いて)で用いている「プラットフォーム」と言う言葉は、私の知る限りでは、それぞれで定義していると認識しております。

せいせいさんも「プラットフォーム」という言葉の定義を問題視するのではなく、「我が社で言うプラットフォームの定義は・・・」と自分で定義したら良いのではないですか


[22] 件名:  投稿者: せいせい 2006年9月9日 (土) 19:02:28

海外出張から戻り、再度投稿させて頂きます。
でも誰からも書き込みが無いのはホント寂しい限りですね。
この掲示板の存在価値って、とても高いと感じていますが、皆さん活用しようとは思わないのでしょうか?
さてそれでは本題ですが、今日の悩みです。
プラットフォームという言葉がありますが、この言葉の定義に悩んでいます。
ずばり「プラットフォーム」は都度変更してはいけないものなのでしょうか?
クルマではプラットフォームの流用とか共用と言う言葉を聞きますが、実際に流用や共用するプラットフォームは常に固定化されたものなのでしょうか?
自分としては「プラットフォーム」を作り、そのプラットフォームを寸法的(伸ばし方はルール化して)に伸ばすことで他製品に適用しようと考えていましたが、ある方からプラットフォームは固定のものだ、よって都度変更するようなことはおかしい との指摘を受けました。
実際量産業界などでは、どの様に「プラットフォーム」という言葉を定義しているのでしょうか?
また製品に適用した場合と、設計に適用した場合で、その定義が異なるようでしたら、それについてもアドバイスいただきたく。
皆様宜しくお願いします。


[20] 件名: 昨日は本掲示版開設以来の最高アクセス件数を記録致しました 投稿者: 有泉 2006年9月8日 (金) 00:16:02

昨日は本掲示版開設以来の最高アクセス件数を記録致しました。
8月2日に記録した731件を超えて739件を記録しております。

しかし残念ながら書き込み件数は、寂しい限りのゼロ件です。
先週から発言が途絶えてしまっております。
何でも良いですから皆さん積極的にご発言ください。


[19] 件名:  投稿者: せいせい 2006年8月28日 (月) 00:06:11

有泉さん、的確なご指摘ありがとうございます。
さて有泉さんの仰る「全ての案件に当てはまるかどうかは解りませんが、”3ページ”のプラントの引合資料でも、全く未経験分野の案件でない限り、私がこれまで経験した案件では、9割方は、その行間(無知が故発注要件として列記しようがない)や、発注側の逃げやセコサを読めたと記憶しております」ですが、正にその通りです。
そこの「発注者側の逃げやセコサを読む」切り口が私が提案しているMUST or WANT分析なのです。
これを実施すると「顧客のニーズとして何があり、どの顧客に共通であるのか」が見えてきます。
これにより目指すセグメントにおける「受注前に決めなくてはいけない仕様」を、開発設計で作り込みましょうと言う概念です。
ここまで理解するだけでも、正直1年以上かかっています。
それ程固定概念は拭い去れないものなのでしょう。
今は事業部内にある「その固定概念」と戦っている最中です。


[18] 件名: RE:MUST or WANTの思想 投稿者: 有泉 2006年8月27日 (日) 23:58:26

ある特定の目的を果たすべき機械や機械設備には、必ず科学の法則に従った原理・原則が存在するはずです。この原理・原則を満たさない機械や機械設備は、目的の機能を発揮することが出来ないことになると思います。恐らくせいせいさんの言うMUSTは、この原理・原則だと思います。
そしてこの原理・原則は、ある同じ目的を果たすために作られる機械や機械設備では遍く同じはずです。

一方、顧客の都合や使用環境・設置環境などにより個別対応が必要な機能が機械や機械設備には常に求められます。これがせいせいさんの言うWANTだと思います。そして一般的には、技術的難易度といった意味では、圧倒的にMASTに比べて易しい要件だと理解しております。

私は、フロントローディング設計にチャレンジしようと私に相談頂く方々には、必ず対象になる機械の原理・原則を解明することを要求致します。なぜならこれが解らない限り、本当の意味でのフロントローディング設計は成立できないからです。


[17] 件名: 固定概念を捨てましょう 投稿者: 有泉 2006年8月27日 (日) 23:47:20

>特に3つ目の条件はやむをえないものであり、現状設備仕様は顧客が発注先を絞り込んで
>内示するまでの約2ヶ月で詰めている状況です
>受注後の設計期間は2年〜3年もありますので、それだけの物量をこの期間で決めること
>は現状の仕組みでは不可能ですよね。

この壁を何らかの形で乗り越えることが出来ない限り、特に”官”若しくはそれに準ずる顧客案件に対するフロントローディング設計は成立できません。

>ページもひどい時には3ページほどです

この手の
責任転嫁型の丸投げ発注案件こそ、FSが重要であり、ここの詰めが甘いと自ら墓穴を掘ったり、後々禍根を残すことになります。

FSを行う限り、本当の意味で実現性確認が取れなければ、その仕事は受注すべきではありません。
せいせいさんの会社で行われているFSと、私が提唱しているFSでは、言葉は同じでも、恐らくその価値基準が全く違うところにあると思います。
そのあたりから冷静に振り返って見られたら良いと思います。

当然、リスクを認識していても企業戦略上、不確定な仕事を受注する(応札する)事は否定しません。しかしこの場合にはフロントローディング設計は成立出来ません。恐らく被らなければならないリスクの大きささえ見積ることは不可能のはずです。
この様な場合には、精々受注後、被害を最小限に食い止める防止策をフロントローディングで追い込むしかないと思います。

しかし、全ての案件に当てはまるかどうかは解りませんが、”3ページのプラントの引合資料”でも、全く未経験分野の案件でない限り、私がこれまで経験した案件では、9割方は、その行間(無知が故発注要件として列記しようがない)や、発注側の逃げやセコサを読めたと記憶しております。
さらに、”官”相手の話でない場合には、営業力というファクターも重要であり、この部分で不確定な所を埋めることが出来るはずです。
世の中には、官相手でも、別に違法手段を用いなくても(本人達の自己申告では)、しっかりこの部分を埋めてくる営業部隊もあるとか、言う噂も漏れ聞きます。私もよく分かりませんが、新聞記者の夜討ち朝駆けと同じような手法を取っているのでしょうかね。





[16] 件名: フィジビリティスタディについて 投稿者: せいせい 2006年8月27日 (日) 22:21:38

あと書き忘れたので追記しますが、フィジビリティスタディ(FS)は当然実施しています。
しかしFS期間は@顧客及び自社共に体制が整っていない事、そしてAFSの期間が十分取れないこと、そしてBこの段階では顧客は競争入札を予定しており、それ故詳細まで詰めることが出来ない(各社三様の仕様を持っているため)ことがFS精度を低くしています。
特に3つ目の条件はやむをえないものであり、現状設備仕様は顧客が発注先を絞り込んで内示するまでの約2ヶ月で詰めている状況です。
受注後の設計期間は2年〜3年もありますので、それだけの物量をこの期間で決めることは現状の仕組みでは不可能ですよね。
そこで自社基準(顧客ニーズには関係なく、変えられないもの)を確立する、開発設計に着手したところです。
一応ご参考まで。


[15] 件名: MUST or WANTの思想 投稿者: せいせい 2006年8月27日 (日) 22:00:05

有泉さん、早速コメントありがとうございます。
さて仰られる様に、予測型設計の重要性は痛いほど理解しています。
この対応を間違えると、従来のプラント大型仕損につながりますね。確実に。
それでは何故予測型設計が行えないのでしょうか?
私はそこに着目し、結果として自社基準/標準が固められておらず曖昧なまま受注していることが、最も問題であると想定しました。
有泉さんは顧客ニーズの読み違いとありますが、プラントの引合資料は見たことありますか?
基本要求性能と各企業/工場のプラント基準(通路幅や電圧基準等)だけ、ページもひどい時には3ページほどです。
言い換えれば顧客要求としては、発注段階では自社プラント基準に合った性能を満足する設備を、プラント企業にお任せするので作って下さいベースです。
しかし実際には受注後何十回にわたる打合せと、千件以上もの技術資料のやり取りが行われます。
ここに矛盾を覚えました。
よってフロントローディング設計を実施し、自社基準の確立を目指した活動を開始しました。
具体的にはわれわれがMUST or WANT分析と読んでいる、設備として必ず必要なもの、それとも要求されるものに分類し、MUSTのものについては必ず開発設計を実施しプラットフォームデザイン化する、WANTのものについては事前準備しておかなければいけないもの(テンプレートと読んでいます)と、都度対応すればよいものに分けて対応することにしました。
現在進行中なので評価は出来ませんが、方向性は間違っていない様な気がします。
会員の中で同じ様な活動をされている方がおられると思いますが、実施していくうえでのアドバイスあれば教えて下さい。


[14] 件名: せいせいさんご発言お待ちしておりました 投稿者: 有泉 2006年8月27日 (日) 21:34:46

せいせいさんご発言お待ちしておりました。

プラント業におけるフロントローディングですか?
現在発言会員に登録されておられる方の中には、受注型一品料理型の開発を行われておられる方もおりますので、有益なアドバイスを待ちましょう。

皆さんの発言を殺いでしまってはまずいので、私の見解はほどほどにして、2点だけまずコメントさせてください。

まず、私の基本的スタンスは、量産物であろうと一品物であろうと予測型設計は、不可欠だと考えております。特に一品物の場合には、受注前段階での顧客ニーズ(顧客要求)を読み違のダメージや、出来もしない話を安請け合いしたときのダメージは、計り知れない物があります。このために、受注前の綿密予測型検証は必須と位置づけております。そして私は、この段階で行う検証行為をフィジビリティースタディーと呼んでおります。

ちなみに、この段階での詰めが甘いと現象面では、「受注前段階での仕様作り込み不足」、「受注後の設計活動段階で決めることが多過ぎる」、「受注後に垂直立上げ出来ない」などの問題が頻発することになるはずです。

そして、この様な私の考え方に基づき、既に複数の製造業でフロントローディング開発態勢が取られております(具体的には勘弁頂きたいのですが、過去の学会やCAEベンダーなどの講演会のログを追ってみてください、必ず数件見つかるはずですので)。

既に発言会員に登録されている方で、せいせいさんにヒントをお出し頂ける方は宜しくお願い致します。

もしかして私が結論を言ってしまいましたか?


[13] 件名: プラント業におけるフロントローディング設計とは 投稿者: せいせい 2006年8月26日 (土) 23:44:46

初めて投稿させて頂きます。
「フロントローディング設計
私は一品受注型生産であるプラント業に携わっておりますが、最近特にこの手法を用いた設計業務改革の必要性を痛感しています。
その理由を簡単に説明しますと、プラント業にとって「開発設計」的な活動は各単体機器やシステムに限定されたもので、EPC(Engineering.Procurment.Construction)全体で見ると今までは出来るはずがない、つまり顧客ニーズをベースに都度設計していくものだという先入観で固められており、手戻りや仕損が発生しても仕方が無い、と言う考えがある意味常識で通っていた業界でした。
しかしその様な仕事のやり方ですと、毎回赤字になり毎年利益率は数%、それでも出れば良い方で常にマイナスの利益を計上している会社もあるほどです。
売上げ優先的な考えで成長を評価していた時代から、利益優先の成長を目指す今日では、こんな仕事のやり方では「企業/事業部」として認められません。
そこで「何故常に業績が悪化するのか」を分析し、「受注前段階での仕様作り込み不足」及び「受注後の設計活動段階で決めることが多過ぎる」、「受注後に垂直立上げ出来ない」点に注目し、この点を解消すべく業務改革に取り組んでいる最中です。
そこで現在フロントローディング設計について学習しているのですが、量産品の様に「開発設計」にかけられる時間は無く、またそのための組織も存在しません。
そこで現在の悩みを下記します。
@専任チームを置かずフロントローディング設計を軸とした業務改革が出来るのか?
A顧客ニーズが都度異なる業界で、どの様にフロントローディング設計を展開していけ
 ば良いのか?
Bプラント業界で可能なフロントローディング設計の姿は?
きっと量産品の業界の方々には分からない話かもしれませんが、同じ様な悩みをお持ちの方がいらっしゃればコメントやアドバイスをお願い致したく。
宜しくお願いします。


[12] 件名: 話題が一気に高度になりすぎていると思います。どんな些細なことでも構いません皆さんご発言を。 投稿者: 有泉 2006年8月9日 (水) 00:41:08

私の誘導がまずかったと思います。
話題が一気に高度(難しい状況論)になりすぎてしまったと反省しております。
様々な改革に取り組んでいる皆さん、どんな些細なことでも構いません、皆さんが今突き当たっている問題に関してご発言ください。
きっと誰かが、的確なコメントをしてくれると思いますので。


[10] 件名: 皆さん積極的な発言を宜しくお願い致します。 投稿者: 有泉 2006年7月16日 (日) 00:44:06

勝手に掲示板を開いた、私の勝手な言いぐさですが、この掲示版が、皆さんのお役に立てる掲示板で無ければ、この掲示板を維持してゆく意味はありません。
そしてお役に立てているか否かを測る指標は、皆さんのご発言です。

皆さんが、発言して意味のない、意義のない掲示板なら、存在意義はないと思います。
しかし、開設以来これまでの、本掲示版に対するアクセス状況から勝手に判断すると、「発言はしたくないが、何か有意義な情報があったらその情報を頂こう」とう言う、閲覧

だけをなされる皆さんの本音を強く感じます(IPアドレスからどなたが閲覧しているかは判りますので)。

この様な掲示板は、それを閲覧されるされる皆さんと、発言される皆さんとのギブ&テークがあって始めて成り立つ物です。
一部の方々だけに発言をさせておき、自分は情報を採るだけ!この様な態度は、私は、私の信条としては”汚い”以外の何者でもありません。

広く公開している、掲示板ですので見るなと言っても、この”汚い”方々は、どうせ覗きに来ることは、防ぎようがありません。しかし、商品開発業務改革・設計業務改革・3次元CAD活用・CAE活用・フロントローディング設計実現・コンカレント開発実現・フィビリティースタディー役立つ化・デザインレビューの役立つ化などに日々真剣に取り組んでいる皆さんの情報交換をの場として、本掲示版が意味をなさない、意義がない場だと、私が判断したときには、閲覧も含めて会員制とした、閉じられた世界に移行しようとも考えております(出来るだけこの様な状態に陥って欲しくはありませんが)。


[9] 件名: 皆さん積極的な発言を宜しくお願い致します。窓際さん熱いご支援ありがとうございます。 投稿者: 有泉 2006年7月16日 (日) 00:30:49

窓際さん熱いご支援ありがとうございます。
本掲示版活性化のための、熱烈なご発言、ありがとうございます。

私が多忙に託け、先週掲示板のフォローを怠っていたと言うところが、発言が停滞した大きな原因だと思います。

窓際さんのタイムリーな”御”フォロー,感謝感激です!


[8] 件名: ところで皆さん最近発言がありませんね 投稿者: 窓際 2006年7月15日 (土) 23:54:48

毎日この掲示板を楽しみに拝見しているのですが、最近皆さんの発言が少ないですね。
せっかく有泉さんが思いきって立ち上げた掲示板ですから、皆さんもっと発言をされたら良いとおもいます。かく言う私も一度発言しただけで発言しておりませんので、偉そうなことは言えませんが。

ところで有泉さん、それぞれのサイトを見るのに、一度メニューのページに戻ってからでないと他に行けないページ構成は、何とかなりませんか。はっきり言って面倒くさいです。


[7] 件名: フロントローディング設計は最近トレンド? 投稿者: 有泉 2006年7月8日 (土) 11:48:53

弊社HPの以下のページに一日多い日には50件近くのアクセスがあります。
http://www.ariizumi.co.jp/Vfile/open/w020927.htm
これまで私がお付き合いしていない大手製造業から大学まで様々なIPアドレスでアクセスしてきます。

そこでこのコーナーの話題提供ですが、フロントローディング設計を、皆さんがどのように攻めてきたか、差し障りのない範囲でご紹介ください。


[6] 件名: 会員登録に躊躇されている皆様へ、絶対に皆様の個人情報は漏れることはありません! 投稿者: 有泉 2006年6月27日 (火) 23:57:30

何人かの方々に、発言会員に登録した場合に、自分の個人情報が漏れるのが怖い。
特に、「会社で掲示板の閲覧やへ発言を禁じられているから会社ではアクセスできないし、・・・しかし、自宅でアクセスするために、自宅住所などを申告しなければならないのでは・・・」と言うお問い合わせを受けました。

もしも、私どもにご提供頂く個人情報が漏洩した時のことを考えると登録できない、とお考えになられている皆さんに宣言させて頂きます。

私ども技術士とは、法律「技術士法」で規定された国家資格です。そしてその法律の中では、”守秘義務”すなわち業務上知り得た顧客の機密を保持する義務が課せられており、これを破ったときには懲役刑も含めた罰則が規定されております。
そしてここで言う顧客の範囲ですが、私どもは、今回の発言会員も立派に私どもの顧客と考えております(たとえ対価を頂かなくても、公にしたくない個人情報に触れると言うことは、たとえそれが掲示板荒らしを防ぐ目的でも、私どもの顧客と別扱いする理由にならないと考えております)。

ですから、皆さんからお預かり致します情報は、私が全責任を持ち、その管理に勤めますので、ご安心して会員登録をお願い致します。


[5] 件名: 「管理人より皆様にお願いがあります」 投稿者: 有泉 2006年6月22日 (木) 00:08:24

発言者の皆様にお願いがあります。

それぞれ皆さんのお考えと相容れない持論を展開される方がいらっしゃると思います。
しかしその持論が、明らかに荒らしと思われる発言、我田引水的に営業に結びつけようとする発言、現場知らずなお宅的な偏狭な発言でない限りは、鷹揚にご対応願います。
折角の有意義な情報交換、前向きな議論の場を早々閉じたくありませんので。

発言ユーザー登録を既になされた皆様。
躊躇せずに、恐れずに発言してください。
きっとこの掲示板では、エキスパートの方は、優しいと思いますので、恐れずに不得意な分野にも切り込んでください。
それが皆さんの幅を拡げる事になると思いますので。


[4] 件名: HIDEさん早速の発言ありがとうございます 投稿者: 有泉 2006年6月20日 (火) 00:00:37

HIDEさん早速の発言ありがとうございます。

ヒントを一つ。
HIDEさん達の3次元化やCAE導入の目的はどこにありましたか?

商品開発業務改革・設計業務改革掲示板でHIDEさんが「述結局我々も道具を使う事を目的としてしまったのでしょう」と述べているように、最初はもっと他の目的や目標があったはずです。

そしてその目標、目的をいかなる手段で導き出しましたか?
その時点で”フロントローディング思考”が出来ない問題を先送りする設計者達を問題視致しましたか?
確かに手戻り・後戻りを無くすと唱っていたはずですが、何が原因で”手戻り・後戻り”が起き、どのように直せばよいかを緻密に追いましたか?

これ以上は、活発な議論を止めてしまう恐れがありますので、皆さんの議論が一段落するまでお預けにさせてください。

皆さん、HIDEさんの問いかけに、皆さんの持論をどんどん述べてください。


[3] 件名: どうしても、問題を先送りする設計者達をフロントローディング思考にするには 投稿者: HIDE 2006年6月19日 (月) 22:46:07

初めましてHIDEです
まさに弊社の設計現場は先生が言う、
「確かに能書きは言うとおりだが、現実の問題として問題を先送りしない設計など出来ない」
「納期が許してくれないし、問題がわかってもそれを検討・検証する技術がない」
さらに「グズグズ画面を見ている暇があったらさっさと試作を作って追い込め」などと言い出す課長までいます。
このため、試作段階での問題潰しに設計は没頭させられており、3次元化やCAE導入の効果がここで食いつぶされている状態です。
先生の本を渡したり、色々と教育もしようとするのですが、一向に我々の要求に応えようとしません。
このようにどうしても、問題を先送りする設計者達をフロントローディング思考にするにはどのようにしたらよいのでしょう。


[2] 件名: フロントローディング設計は一切の問題先送りを許さない開発スタイル 投稿者: 有泉 2006年6月16日 (金) 16:00:07

フロントローディング設計出の話題提起を一つ
私の唱える”フロントローディング設計”を各所で説明すると、「確かに能書きは言うとおりだが、現実の問題として問題を先送りしない設計など出来ない。納期が許してくれないし、問題がわかってもそれを検討・検証する技術がない」などと必ず反論があります。しかしこの問題は私に言わせれば、卵が先か鶏が先かの議論でとにかく一歩を踏み出さない限り、何も進まない問題だと理解しております。
皆さんはフロントローディング設計実現に対してどの様な一歩目を踏み出しておりますか。支障の無い範囲で当然かまいませんので、ぜひ皆さんに紹介して下さい。

投稿される話題は、この話題提起に関する内容でなくても一向にかまいません。何なりと積極的にご発言下さい。


[1] 件名: 新生掲示板を皆さんの積極的な発言で活性化して下さい。 投稿者: 有泉 2006年6月16日 (金) 15:59:27

一部の皆様からは、永年強いご要望がございました弊社主催の掲示板を、やっと公開出来る運びとなりました。

自前のサーバーを準備する前は、レンタルサーバなどの制約で、十分な発言者管理が出来ない不安と、掲示板管理に私の時間が大幅に取られて本業が疎かになる不安があり、なかなか掲示板開設に踏み切る事が出来ませんでした。

昨年9月に自前のサーバーを社内に設置して、独自HP立ち上げが叶いましたので、これを機会に掲示板開設をと検討を重ねましたが、やはり掲示板管理に費やす必要があるであろう私自身への負担への不安が拭いきれず、なかなか踏ん切りが付かず、今日現在に至っておりました。

一方検討を積み重ねた結果、まず荒らし対策については、発言者の身元管理を徹底することで、防止出来るであろうとの結論に達しました。荒らし行為や、他者の名誉を傷つけたり、風説を流布するような行為は、一般に自分の身元をさらけ出して行える物では無いからです。確実に身元確認が出来た方々だけをユーザー登録して、その方々だけが発言できる仕組みとすれば、この仮説は成り立つという結論です。
当然掲示板上での発言者や発言内容が広く公開されてしまっては、巧くありませんので、発言に際してのハンドルネーム使用は、事前登録ハンドルネームに限り認める仕組みを取ります。該当ハンドルネームが誰の発言かは、常時弊社では把握できていると言う仕組みです。当然特定発言が誰の発言かは、犯罪に該当する発言に対して捜査当局が捜査令状を持って開示を要求しない限り、開示することは致しません。

発言会員のユーザ登録に際しましては、幸い弊社では、RDBを用いた顧客台帳管理を徹底して行っておりますので、まず弊社にこれまで一度でもコンタクトいただいた方については、容易に本人確認が可能です。これまでコンタクトの無かった方々に対しても、少しお手間を取らせますけれど、申告頂いた勤務先などの実在の有無、本人所在の有無などを何度かのEメールのやりとりや、電話確認などで本人確認を確実に行えばすむと理解しております。

後一つの懸念点である、私自身に対して負荷が押し寄せる不安については、掲示板面にバナー広告を募集することで、仮に負担が増えても、本業が疎かになる分の収入減を、広告収入で補う方法でカバーできないかと考えました。ただしこの方策は、スポンサーが付いてくれないことには、絵に描いた餅に過ぎませんので、正直あまりあてにはしておりません。しばらくは、私の睡眠時間や土日の休養時間が減ることを覚悟しております。ですからあまりにも負担増になるようでしたら、掲示板の運営方法などを皆さんに相談させて頂くことになるかもしれませんが宜しくお願い致します。

何れにしろ、本掲示版が皆さんの為になる、喜んで積極的に発言できる、多くの方々が活発に発言して、健全な議論や有意義な情報交換ができる場として成立できなければ、私どもが掲示板を開設する意味もございません。是非皆さんの本掲示版への積極参加と、活性化へのご協力をお願いいたします。