CAE活用掲示板


本コーナーは、CAE活用を通じて商品開発業務改革・設計業務改革に日々真剣に取り組んでいる皆さんの情報交換を目的とした掲示板です。
より有意義な情報交換及び活発な議論が展開されることを望みます。

*注)このページは有泉技術士事務所”設計改革・3次元CAD・CAE掲示板”の一部ログです。ご興味ある方は下の”掲示板へ”をクリックして下さい。
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[26] 件名: DDDさん、一度私の一連の著書を読んでください 投稿者: 有泉 2006年9月26日 (火) 00:24:26

DDDさん、一度私の一連の著書を読んでください(私の著書の押しつけで済みません)。

「CAEを設計に役立たせるポイントは?」と言うDDDさんの投げかけに対して、恐らく、本BBSの発言会員に登録されている皆さんからは、ご期待されるようなアドバイスは、殆ど出てこないのでは無いかと思います。
なぜなら、DDDさんのこれまでのご発言内容と、今回の投げかけ内容では、本当に役に立つCAE活用体制を築くために、DDDさん達が何をなすべきかをアドバイスしようが無いと思いますので。

さらに、7月10日 (月) 21:36:17にDDDさんが書き込まれた様な考え方を前提にしての取り組みでは、本当に役に立つCAE活用体制を築くことは、難しいと思います。

そこで、
まずは、DDDさん自身が”製造業に取っての商品開発”とは何か、どのようにあるべきか、さらにその中で開発に関わるあらゆるメンバーは、それぞれどのようなタイミングで何をなすべきかを、しっかりと整理する必要があると思います。

「一度私の一連の著書を読んでください」と言う趣旨は、私の考え方に沿えと言うことではありません。
DDDさんの考え方を整理する上でのあくまでも参考で構いませんし、結論として私の考え方と全く相対する見解でも構わないと思います。
いずれにしろDDDさんが考える”製造業に取っての商品開発”のあるべき姿や役割分担、その協力態勢などを整理・明確化してください。

その上で、CAE技術をどのように活用すべきかを、DDDさんなりに考えて見てください。
そして、その考え方が妥当か否かを、改めて本BBSに投げかけを行ってみてください。


尚、
「CAEを設計に役立たせるポイントは?」と言う問いかけに対して強いて答えると、
コンカレント開発、フロントローディング設計、論理的で科学的な設計アプローチ、本当に役に立つ設計判断ツールあたりが、私からのアドバイス(ヒント)と言うところでしょう。


[25] 件名: CAEを設計に役立たせるポイントは 投稿者: DDD 2006年9月25日 (月) 23:09:53

先月末に隣の島の大騒ぎを馬鹿にしたら、なんと「CAD推進チームも協力してCAE活用を活性化させろ」とお鉢が回ってきてしまいました。
「CAD推進部隊が一向にCAEを設計に使わそうとしないから(設計プロセスの中に組み込んで)、この様な問題が起こるのだ」と言うわけの分からない理由です。
私の考えでは、解析担当者が設計者の求めるとおりの答えを的確に出しさえすれば、それで済むことだと思っていたのですが、違うのですか。
解析のプロは、それで給料をもらっているのだから出来て当たり前だと思うのですが。
どなたかアドバイス頂けると助かります。


[24] 件名: 発言会員の皆さんぜひ積極発言を、無言の閲覧者の皆さん発言しませんか? 投稿者: 有泉 2006年9月22日 (金) 00:53:42

昨日午後から時間が取れたので、CoCreate Forum 2006に顔出ししてきました。
500人は楽に入れる会場で、なかなかの盛況でした。
ノンヒストリーのポリシーを貫き?、生き残ってきた現状は、評価に値すると思います。

しかし、道具の機能が云々は、私に言わせれば10年前の話です。
今は、
その道具が、それを導入した製造業に、如何にメリットをもたらすかがポイントであり、ここが各サプライヤーが勝ち抜けるか否かの分岐点だと考えます。


話は変りますが、会場で旧知の方と出くわして軽く一杯後帰宅したところ、いつもより本掲示板のアクセス数が増えております。
またまたアクセス数新記録です。
懇親会場で数人にこの掲示板の紹介をした成果でしょうが、それにしてはアクセス数が増えすぎです。

皆さんもお気づきでしょうが、この掲示板はアクセス数と発言数のギャップが大きすぎます。
掲示板を開いた当人が言うことではないのでしょうが、正直私もイライラしており、この極端なギャップには戸惑っております。

ただ閲覧されている皆さんの立場に自分を置いて冷静に考えてみると、その気持ちは分からないでもないと言う考え方も出来ます。
恐らく「情報は欲しいが、でも発言は・・・・」と言うところでしょう。
しかし、
発言者の中には、ヤマさんやせいせいさんの様に積極発言されていられる方もおります。

そこで、発言会員に登録されている皆さん、
その発言内容にこだわるのはほどほどにして、気楽な情報交換の場として、ぜひ積極発言をしてください。
また、サイレントマジョリティーの皆さん、閲覧会員としてその思いを発言しませんか?
効果的な情報収集のポイントは、なんと言っても”ギブ&テイク”ですよ。


[23] 件名: 昨日は本掲示版開設以来の最高アクセス件数を記録致しました 投稿者: 有泉 2006年9月8日 (金) 00:14:38

昨日は本掲示版開設以来の最高アクセス件数を記録致しました。
8月2日に記録した731件を超えて739件を記録しております。

しかし残念ながら書き込み件数は、寂しい限りのゼロ件です。
先週から発言が途絶えてしまっております。
何でも良いですから皆さん積極的にご発言ください。


[22] 件名: RE:CAEなんて役に立たない 投稿者: 有泉 2006年8月29日 (火) 00:38:34

CAEが役に立つことは、この30年来各所で私が実証してきました。

>CAEは使う奴次第だと思っていたが、やはりそうでした。

その通りです。使い方次第で鬼に金棒にもなりますが、その使い方を誤ると、猫に小判、無用の長物、土左衛門の足を引っ張るカッパにさえなります。

もう十年以上貴社にはお邪魔しておりませんが、その昔DDDさんの当時の部長さんの所にお邪魔したとき、CAEの皆さんがどんな態度を取ったか覚えておいででしょう。
ところで、今どなたがCAE部隊の部長さんですか?


[21] 件名: CAEなんて役に立たない 投稿者: DDD 2006年8月28日 (月) 21:36:00

今日隣の島(CAEサポートチーム)で大騒ぎしていたと思ったら、解析結果が全く合わず、ウン千万(もしかしたら億単位)もの対策をしなければならなくなったそうです。
隣の部長は青筋たてながらぶるぶる震えていました。
CAEは使う奴次第だと思っていたが、やはりそうでした。
有泉さん本当にCAEて役に立つんですか?


[20] 件名: 話題が一気に高度になりすぎていると思います。どんな些細なことでも構いません皆さんご発言を。 投稿者: 有泉 2006年8月9日 (水) 00:40:24

私の誘導がまずかったと思います。
話題が一気に高度(難しい状況論)になりすぎてしまったと反省しております。
様々な改革に取り組んでいる皆さん、どんな些細なことでも構いません、皆さんが今突き当たっている問題に関してご発言ください。
きっと誰かが、的確なコメントをしてくれると思いますので。


[19] 件名: RE:ヤマさん達はどのようにしてこの出来ない設計者にCAEを使える教育をしているのですか。  投稿者: 窓際 2006年7月31日 (月) 23:13:32

窓際に着く前の私の配下には、設計者達へのCAE活用サポートを行うグループがいました。
彼らには、日々設計者達と一緒になって考え、一緒に設計を進めるよう要求をしておりました。
一方CAEを用いる設計者達には、解析を行う都度、解析ノウハウ蓄積という名目で、解析アプローチを詳細に記したレポートの提出を義務づけました。
レポートには、解析対象となる機械のメカニズム、解析対象となる物理現象を起こす要因・条件(荷重・拘束など)、解析モデル化の考え方、解析結果の考察、解析結果の妥当性確認内容などを事細かに記入させ、その内容は逐次サポート部隊が複数人と設計マネージャ複数人で検証をする態勢を取っておりました。また隔月で先生に来社頂き、主要な解析案件をその解析を行った設計者と、サポートしたスタッフに報告をさせ、その内容を徹底検証する二段構えで、ミスを見逃さない態勢を取っておりました。
10年近くこの取り組みを続けていると、徐々に先生に問題を指摘される回数が減ってきて、5年ほど前に先生から、「そろそろ卒業」のお墨付をもらえるレベルにまで成長をいたしました。

私の考えるポイントは。

CAEを使わせる設計者に、手抜きをさせずしっかり考えさせること。
そしてそれをレポート化させることで、再度自分の取り組みをレビューさせ、漏れ考え違いなどを自己チェックさせること。
作成されたレポートを、プロの設計者の複数の目で検証すること。
あとは焦らず持続すること。
だと思います。済みません有泉先生ご指導頂いた内容の受け売りで。
全てが、CAEを駆使できる設計者にはなれませんでしたが、半数の設計者達は手前味噌ながら、駆使できていると思います。

なお、話題の「この出来ない設計者」たちの半分近くは、レポートを書くのを嫌がってCAEを使いたがりませんでした。一部の設計マネージャからは、彼らでも使えるCAEを探せと言う要求が強くありましたが、のらりくらりと逃げ回って現在に至っております。
私の信念として、自分の設計検討アプローチをレポートで残せないような人は設計する資格がないと思っておりますので。(先生の影響を強く受けてしました)


[16] 件名: ミッキーさんご発言ありがとうございます 投稿者: 有泉 2006年7月12日 (水) 07:38:00

ミッキーさんご発言ありがとうございます

ソフトウエアーを販売されている側のお立場からの初めてのご発言です。

”如何に魅力を持ってツールを使ってもらえるか”ここに力を注ぐ。
とても良いお考えだと思います。引いては、設計者達がツールを実業務に活用してゆく際に、本当に彼らの役に立てるサポートへと結びつくと言うことはありません。

私も1987年から1992年まで売る側の立場におりましたから分るのですが、世の中のソフトを提供している人たちの多くが、ミッキーさんの様なお考えをお持ちでないことが問題だと思います。

魅力を持ってもらう目的が沢山売ることにあり、設計者達に、実業務でより効果的に役立ててもらう所にない方々が、跋扈している事実は、非常に悲しいことです。
ビジネス的には、購入したツールが埃をかぶってしまうよりも、より効果的に役立ててもらった方が、圧倒的にプラスだと思うのですが。


[14] 件名: RE:ヤマさん達はどのようにしてこの出来ない設計者にCAEを使える教育をしているのですか。 投稿者: ミッキー 2006年7月11日 (火) 22:16:22

初めて投稿させていただく、ミッキーと言います。
私は20年前に製造業で設計者のCAEサポートする立場でしたが今はツールを提供する立場に居ます。私はその立場から色んなツールを選定して日本のマーケットに紹介できる立場に居ますが、その基本は自分が当時理想としたツールを提供したいと思いながらツールの選定をしています。しかしながら、いつも自問自答するのは自分の居た業種、業務では良いと思ってもそれが全ての業種、業務の設計者の方にとって良いツールなのかということです。
話は反れ初めていますが、何を言いたいかというと、材料力学の基礎をCAEツールを使う人には必要条件であることは事実ですし、十分条件として自分の設計する製品が実際の使用条件において、どのような状況で使われているかを予想できる能力があり、その中でツールが出した結果を冷静に判断できることがCAEを道具として使う人の十分条件だと考えます。
何を言いたいといいますと、ツールを提供する立場の者としては、あるツールを見せることによって、これを自分の設計のツールとして使ってみたいと思わせるようなものを提供することが重要で、会社の教育においては、教育を受ける人が受身の形で知識を得るのではなく、自分自身でモチベーションをもって、その必要十分条件を満たす人になろうと考えて教育に参加しなければ、どんな能動的教育システムを作ったとしても、その成果は出ないのではないかと思っています。つまりCAE教育?の基本はそれを使う人たちにいかにツールを使いたいかと思わせることと、教育によりツールを使うことが自分の業務にいかにプラスになることを伝えて、ツールを使うことに対してモチベーション持たせる気持ちを育てることではないだろうかと思う今日この頃です。


[13] 件名: RE:ヤマさん達はどのようにしてこの出来ない設計者にCAEを使える教育をしているのですか。 投稿者: John 2006年7月3日 (月) 21:56:01

初めましてJohnです。

製造業の本社部門で全社業務改革の推進を行っております。40歳前半の若輩者です。

弊社では、まずCAE教育の中で、対象機械のメカニズムの把握と、機械に働く物理現象の
把握方法、その考え方を、徹底教育します。
一方、部下が提出してくるCAE解析モデルや、解析結果の妥当性を、機械技術者として的
確に把握評価出来ない人は、それぞれのポジションから外しました。
そして日々の取り組みでは、ヤマさんと一緒で、先輩達が寄ってたかって、解析結果の吟
味を行う方式をとっております。

当然、解析テーマ一件ごと、解析アプローチの意図をしっかり記述した、解析記録を残さ
せて、共有化できる仕組みにしてあります。


[12] 件名: 会員登録に躊躇されている皆様へ、絶対に皆様の個人情報は漏れることはありません! 投稿者: 有泉 2006年6月27日 (火) 23:52:31

何人かの方々に、発言会員に登録した場合に、自分の個人情報が漏れるのが怖い。
特に、「会社で掲示板の閲覧やへ発言を禁じられているから会社ではアクセスできないし、・・・しかし、自宅でアクセスするために、自宅住所などを申告しなければならないのでは
・・・」と言うお問い合わせを受けました。

もしも、私どもにご提供頂く個人情報が漏洩した時のことを考えると登録できない、とお考えになられている皆さんに宣言させて頂きます。

私ども技術士とは、法律「技術士法」で規定された国家資格です。そしてその法律の中では、”守秘義務”すなわち業務上知り得た顧客の機密を保持する義務が課せられており、これを破ったときには懲役刑も含めた罰則が規定されております。

そしてここで言う顧客の範囲ですが、私どもは、今回の発言会員も立派に私どもの顧客と考えております(たとえ対価を頂かなくても、公にしたくない個人情報に触れると言うことは、たとえそれが掲示板荒らしを防ぐ目的でも、私どもの顧客と別扱いする理由にならないと考えております)。

ですから、皆さんからお預かり致します情報は、私が全責任を持ち、その管理に勤めますので、ご安心して会員登録をお願い致します。


[11] 件名: RE:ヤマさん達はどのようにしてこの出来ない設計者にCAEを使える教育をしているのですか。 投稿者: ヤマ 2006年6月27日 (火) 00:10:35

HIDEさんのご質問への回答を、有泉さんが漠然としたお答えしかされていないのは、きっと私に「答えろと」言う意味だと思いますので、私からはもう少し具体的に答えます。
結果として分ったのですが、「手抜きせずに一から段階を踏む習慣をつけさせること」です。そしてこれは、OJTでたたき上げるしかないと考えております。
10年設計経験を積んでも、自分の担当する製品の機械構造を梁モデルに置き換えることが出来ないような、設計センスの無い人間は、教育する価値はないと考えますので問題外ですが、将来を託す若手にはベテラン勢がよってたかってOJT教育を施します。
例えば、チーム内のDPD検証会やライン上司による検図段階、関係者が集まってのミニDRなどでは、DPD展開シートでそれぞれが思考した過程を説明させて、徹底的に設計検証の内容と、結論を導いた根拠を追求します。
そうすると、DPD展開シートに記述された論理のつながりかたや、彼らの説明から、自ずとメカニズムが理解できていない、その機械に働く力の加わり方が分かっていないなど、ボロがすぐ分かります。ボロが出たら、そこに参加しているベテラン勢が、「こういう風に考えたらどうか」「こういう事になっているだろう」などと図面(当然3次元)を指示しながら、DPD展開シートの展開内容やメカニズムに対する考察を直させてゆくやりかたです。
DPD展開シートを使ってディスカッションする前は、どうしてもベテラン勢の結論だけの一方的な押しつけの傾向が強く、しかもそれが間違った考え方でも力関係で押しつけられていた状態があり、なかなか若手の訓練がうまくできなくていましたが、DPDを使うようになってからは良くなりました。
DPDがもっと簡単で手間が掛らなければ良いのですが。しかし頭が整理されていない奴ほどDPDを使うのを嫌がるので、若手を見分けるには良い道具だと思います。


[10] 件名: RE: RE:材力を判らないやつがCAEを使うからおかしな事になる 投稿者: 有泉 2006年6月24日 (土) 23:32:40

HIDEさん。
ヤマさん達のお答えがあってから、最終的な私のお答えはさせてください。
ここでは原則論だけ述べさせて頂きます(かなりしゃべってしまいますが)。

あらゆる機械と区分けされる物は、物理の法則に則った、原理原則の下に成り立っております。
ですから、突き詰めれば、あらゆる現象や問題を起こす原因の答えは、一つのはずです。

CAEツールの使い道は、既に起こってしまった現象や問題の原因を究明する目的と、起こるであろう問題点を予測する目的の二つがあり、いずれも巧く使うと極めて大きな効果を生みます。

商品開発という視点で考えると、特に後者の”起こるであろう問題点を予測する”ことが、その商品開発の試作出図時点までに叶い、一発で試作OKが出せるような使い方が出来ると、CAEツールを完璧に使いこなしていると言うことになるでしょう。

ご質問の、「ヤマさん達はどのようにしてこの出来ない設計者にCAEを使える教育をしているのですか」は、私の基本的考え方では、極めてベーシックなFEM等の知識以外の教育は、CAE活用教育という視点では、不要と考えております。あえてしつこく申すと、それぞれが下記のようなポイントを押さえると、必然的に出来るようになってくると考えております。

重要なのは、設計の目的に対して、それを具体的どのように実現してゆくかの、設計者自身が行う設計検討の論理性であり、緻密性です。論理が破綻している、単なる出任せアイデア勝負の具体化方策では、その設計は、必ずどこかで破綻するはずですし、CAEツールを使った問題予測をしても意味をなさいない、と言うより予測がしようもない話になるはずです。

そしてもう一つ重要なのが、自分が設計対象にしている機械の、原理原則を如何に的確に理解できているかです。メカニズムが分らず、対象機械に働く物理現象が把握できなかったら、CAE解析モデルなど出来るわけがありませんから。

そして私たちは、この問題に対して、関係者総力を挙げての機械の原理原則の把握、機械および機械に働く数々のメカニズムの徹底把握、さらには設計思考展開を用いた設計の意図の把握とその共有化により、全てではありませんが、多くの設計者のために、誰の手も借りずに、完璧ではないが役に立つ(設計判断値として使える)、CAE解析結果をタイムリーに得られる環境を、各所に作るべく取り組んで参りました。


[9] 件名: RE:材力を判らないやつがCAEを使うからおかしな事になる  投稿者: HIDE 2006年6月24日 (土) 21:37:56

ヤマさんのおっしゃるとおりだと思います。私たちもこの部分でだいぶ苦労してきました。
そこでヤマさんに質問させてください。
自分の担当する製品の機械構造を、梁モデルに置き換えることがすらすら出来る設計者は、ヤマさんの部下の方々にもそんなにいないと思います。
しかし出来ない設計者もCAEが使える様にしないと、設計の効率は上がらないと思います。
ヤマさん達はどのようにしてこの出来ない設計者にCAEを使える教育をしているのですか。もしよろしければぜひ教えてください。

有泉さんやピンクのムカデさんも良い方法をお持ちでしたら教えて頂けますと助かります。


[8] 件名: 材力を判らないやつがCAEを使うからおかしな事になる 投稿者: ヤマ 2006年6月24日 (土) 18:35:23

 CAEが我が社に入り始めた頃(20年ほど前)、自分の担当する製品の機械構造を梁モデルに置き換えることが出来ないような、設計センスの無い奴らがCAEの結果をもてあそんでいたことがあります。
 当時鳴り物入りで作られた解析室の連中と一緒になって、我々なら梁モデルに置き換へ、電卓でモーメントと断面係数を求めて容易に応力をつかめるような機械構造を、「CAEでやった方が精度がよい」などと理屈をつけて、時間をかけて一生懸命やっていた物です。
その結果彼らが出してきた答えは、どう見てもおかしな結果であることが多く、CAEなど使い物にならないと烙印を、私が率先して押してしまいました。
 しかも、設計の上流段階では、数々の設計案を検討していかなければならないため、時間をかけて精度の良い答えを出すより、大きくはずれていない、傾向が読める程度の結果を短時間で得られる方が重要にも関わらず、彼らには時間的な感覚が欠如しておりました。
しかも彼らが出してきた答えは、我々の工学知識では納得しかねるような応力分布だったり、値だったりする場合が極めて多く、当時はなぜそうなるのか、その原因はどこにあるのかがよく分からず(最初からCAEなど使い物にならないと決めつけていた面もあったが)、使い物にならないと決めつけました。
 10年ほど前から有泉さんとの付き合いが始まり、フロントローディング設計に取り組みだして、改めてゼロから、CAE活用のポイントを学んだため、当時彼らがおかしな答えしか出せないでいたかの理由が理解できました。
 彼らは、対象製品の機械構造を的確に理解できなかったこと、その機械に働く力の加わり方や強制変位の具合が判らなかったこと、さらにその機械に働く拘束条件や接触、滑り等の条件が良く把握できていなかった事が、答えのおかしな結果ばかり出していた理由だと分りました。
 要するに、CAEのソフトが悪かったのではなく、自分の担当する製品の機械構造を梁モデルに置き換えることが出来ないような、設計センスの無い奴達は、CAEを偉そうに使ってはいけない。その前に梁モデルに置き換えることが出来る様になれと言うことです。


[7] 件名: 「管理人より皆様にお願いがあります」 投稿者: 有泉 2006年6月22日 (木) 00:09:18

発言者の皆様にお願いがあります。

それぞれ皆さんのお考えと相容れない持論を展開される方がいらっしゃると思います。
しかしその持論が、明らかに荒らしと思われる発言、我田引水的に営業に結びつけようとする発言、現場知らずなお宅的な偏狭な発言でない限りは、鷹揚にご対応願います。
折角の有意義な情報交換、前向きな議論の場を早々閉じたくありませんので。

発言ユーザー登録を既になされた皆様。
躊躇せずに、恐れずに発言してください。
きっとこの掲示板では、エキスパートの方は、優しいと思いますので、恐れずに不得意な分野にも切り込んでください。
それが皆さんの幅を拡げる事になると思いますので。


[5] 件名: ピンクのムカデさん早速のご発言ありがとう御座います。 投稿者: 有泉 2006年6月19日 (月) 17:18:05

ピンクのムカデさん早速のご発言ありがとう御座います。

[3] 境界条件が違っていても・・・
 確かに物で検証できる以前の設計追い込みの道具として、便宜的に用いる方法としては是かもしれませんね。このあたりの問題点を判って使う分には、少々強引なアプローチでもかまわないと思います。現に私自身、現役時代から今現在のコンサルの中でも、必要に応じて強引と緻密を使い分けていますので(対象機械のメカニズムや機械に働く物理現象を、可能な限り解きほぐした上での強引なアプローチですが)。

 しかし便宜的に与えた境界条件の妥当性、若しくは案配具合の是非を判断できる人や、レビューが無い中で、”作って””壊して””考えよう”の開発スタイルに陥ったのでは、本掲示板のタイトルに掲げる”CAE活用””CAE活用を通じて商品開発業務改革・設計業務改革”実現とはならなくなってしまいますので、本掲示版を立ち上げた立場上、是とはいえない所があります。

 ピンクのムカデさんが仰る「それを実行した設計者が居たら、確実にフォローしなければならない ことは言うまでも有りません。」は、 是非を判断できる人や、レビューと理解して良いですよね。それなら頷けます。

この話題、他の方々も積極的に持論を述べて下さい。


[4] 件名: 設計者向け解析ソフト・・・ 投稿者: ピンクのムカデ 2006年6月19日 (月) 16:26:54

ベンダー側の位置付け
 如何に正確に物理現象を模擬できるかに多くの精力を費してきたソフトは
 専門家だけが理解できる内容に特化し、「誰が使うのか」という視点を
 失ってきた。
 「誰が使うのか」の原点に戻り、「使いやすさ」を備え、「信頼性」を失わずに
 設計者が製品開発の中で使えるソフトを「設計者向け」と呼ぶ。

私の想い
 どんなソフトであれ、必要であれば、それを使いこなして必要とする
 設計情報を入手し、市場の信頼に応えられる製品を作ることに全精力を
 傾けるのが本来の設計者の姿であり、「ソフトの難易度」と「設計者向け」
 とは別次元の問題であり、基本的には何の関係もないことだ。
 戦わない者は設計者ではなく、データを切り貼りする作図技能者だ!


[3] 件名: 境界条件が違っていても・・・ 投稿者: ピンクのムカデ 2006年6月19日 (月) 16:21:23

非常に限定された場面での使い方の例なのですが、
設計者が部品設計を進めるに際して、日常の設計進捗管理を行なう一手段として
敢えて厳密な境界条件設定しなくても良いですよと説明したことがありました。

具体的には、部品設計をするにも一週間ぐらいは掛かる部品が有ったとして、
月曜日に概略の形状を作成できたら、取りあえず締結される部分を拘束し
何かしらの荷重をかけて解析を実行して帰路に着く。
火曜日は、設計を進め、設計が進んだ部品に対して同じ条件で解析実行をして
帰路に着く。
さて、水曜日になったら、朝一番に火曜日の結果と月曜日の結果を比較して
応力の集中している部位を設計しなかったか・・・・を色付きの絵で確認する。
そして、設計を進め、同じようにして解析実行して帰路につく。
木曜日の朝に、水曜の設計出問題は無かったかどうかを確認してから仕事を進める。
そして何日が経って、部品データが仕上がったら、キチンと解析を行う。

実際には出来ないかもしれませんが、設計進捗を確認する手段として、
完成部品で無いと与えられない境界条件ではなく、或る程度許容できる条件設定で
解析を実行することも可能だと思います。
ただし、本来のCAEの目的からは逸脱した取り組みですが、CAEの使い方が
判らないという頭の固い管理者に説得するには有効な説明でした。

しかし、それを実行した設計者が居たら、確実にフォローしなければならない
ことは言うまでも有りません。


[2] 件名: 未だに「設計初期段階の解析条件は、境界条件が少々違っていても良い」などとの声を聞くが? 投稿者: 有泉 2006年6月16日 (金) 15:45:10

話題提起を一つ
設計者向けと呼ばれるFEM構造解析ツールが世に出来来てしばらく経ちますが、未だにタイトルのような発言を聞くことがあります。この手のツールが世の中に出てきたころ、タイトルのようなフレーズでのセールストークを使っていた販社を承知していますが、未だにそのころの記憶が頭から離れない、設計が出来ない設計マネージャ達から発せられる言葉だと思います。
しかし、驚くことに、この言葉を真に受けて、自分たちの設計検証にこれらの道具を用いている場面にこの数ヶ月で何回か遭遇しました。当然何故ダメかの理由を実例を挙げて説明したのですが、「そこまで緻密に拘束条件などのメカニズムを追える設計者が家には居ない」「馬鹿ちょんで設計検証が出来る道具が欲しい」「それで無くては設計者向けと言われる解析ソフトの使い道など無いのではないか」等と、半分居直られる始末であきれかえったことがありました。
皆さんの周りにもこのような場面があるかもしれませんが、このようなケースで皆さんはどの様な対処や啓蒙を行っておりますか?

投稿される話題は、この話題提起に関する内容でなくても一向にかまいません。何なりと積極的にご発言下さい。


[1] 件名: 新生掲示板を皆さんの積極的な発言で活性化して下さい。 投稿者: 有泉 2006年6月16日 (金) 15:44:38

一部の皆様からは、永年強いご要望がございました弊社主催の掲示板を、やっと公開出来る運びとなりました。

自前のサーバーを準備する前は、レンタルサーバなどの制約で、十分な発言者管理が出来ない不安と、掲示板管理に私の時間が大幅に取られて本業が疎かになる不安があり、なかなか掲示板開設に踏み切る事が出来ませんでした。

昨年9月に自前のサーバーを社内に設置して、独自HP立ち上げが叶いましたので、これを機会に掲示板開設をと検討を重ねましたが、やはり掲示板管理に費やす必要があるであろう私自身への負担への不安が拭いきれず、なかなか踏ん切りが付かず、今日現在に至っておりました。

一方検討を積み重ねた結果、まず荒らし対策については、発言者の身元管理を徹底することで、防止出来るであろうとの結論に達しました。荒らし行為や、他者の名誉を傷つけたり、風説を流布するような行為は、一般に自分の身元をさらけ出して行える物では無いからです。確実に身元確認が出来た方々だけをユーザー登録して、その方々だけが発言できる仕組みとすれば、この仮説は成り立つという結論です。
当然掲示板上での発言者や発言内容が広く公開されてしまっては、巧くありませんので、発言に際してのハンドルネーム使用は、事前登録ハンドルネームに限り認める仕組みを取ります。該当ハンドルネームが誰の発言かは、常時弊社では把握できていると言う仕組みです。当然特定発言が誰の発言かは、犯罪に該当する発言に対して捜査当局が捜査令状を持って開示を要求しない限り、開示することは致しません。

発言会員のユーザ登録に際しましては、幸い弊社では、RDBを用いた顧客台帳管理を徹底して行っておりますので、まず弊社にこれまで一度でもコンタクトいただいた方については、容易に本人確認が可能です。これまでコンタクトの無かった方々に対しても、少しお手間を取らせますけれど、申告頂いた勤務先などの実在の有無、本人所在の有無などを何度かのEメールのやりとりや、電話確認などで本人確認を確実に行えばすむと理解しております。

後一つの懸念点である、私自身に対して負荷が押し寄せる不安については、掲示板面にバナー広告を募集することで、仮に負担が増えても、本業が疎かになる分の収入減を、広告収入で補う方法でカバーできないかと考えました。ただしこの方策は、スポンサーが付いてくれないことには、絵に描いた餅に過ぎませんので、正直あまりあてにはしておりません。しばらくは、私の睡眠時間や土日の休養時間が減ることを覚悟しております。ですからあまりにも負担増になるようでしたら、掲示板の運営方法などを皆さんに相談させて頂くことになるかもしれませんが宜しくお願い致します。

何れにしろ、本掲示版が皆さんの為になる、喜んで積極的に発言できる、多くの方々が活発に発言して、健全な議論や有意義な情報交換ができる場として成立できなければ、私どもが掲示板を開設する意味もございません。是非皆さんの本掲示版への積極参加と、活性化へのご協力をお願いいたします。